さいこかりゅうこつぼれいとう エキス剤12番
<構成生薬>柴胡、黄芩、人参、半夏、桂皮、茯苓、竜骨、牡蛎、大棗、生姜、大黄
<出典>『傷寒論』
「傷寒八九日、之を下し、胸満、煩驚、小便不利、譫言し、一身尽く重く、転側すべからざる者は柴胡加竜骨牡蛎湯之を主る。(太陽病)」
「傷寒八九にち、之を下し、胸満、煩驚、小便不利、譫言し、一身尽く重く、転側すべからざる者は、柴胡加竜骨牡蛎湯之に属す。(発汗吐下後病)」
<効能>
- 【ツムラ】比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のあるものの次の諸症:高血圧症、動脈硬化症、慢性腎臓病、神経衰弱症、神経性心悸亢進症、てんかん、ヒステリー、小児夜啼症、陰萎。
- 【クラシエ・他】精神不安があって、どうき、不眠などを伴う次の諸症:高血圧の随伴症状(どうき、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜なき。
- 【コタロー】精神不安があって驚きやすく、心悸亢進、胸内苦悶、めまい、のぼせ、不眠などを伴い、あるいは臍部周辺に動悸を自覚し、みぞおちがつかえて便秘し、尿量減少するもの。動脈硬化、高血圧、腎臓病、不眠症、神経性心悸亢進、心臓衰弱、テンカン、小児夜啼症、更年期神経症、陰萎、神経症。
<試験対策>
<鑑別>
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