2018年11月に行われた日本東洋医学会漢方専門医試験に合格しました。
小児科の町医者をしながらの受験勉強は、想像していた以上に大変だったので、その記録を残したいと思い、ブログを始めます。
「受験前の自分が読みたかったなあ!」と思える等身大の受験生の記録になることを願って、当時を思い出しながら少しずつ書く予定です。
ベテランの先生方には当たり前のことすぎることしか書けませんが、これから漢方を勉強する方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
また今年、2020年(令和2年)11月に、日本小児東洋医学会が東京の主婦会館で行われる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で来年に延期になりました。私が会頭をさせていただく予定になっていました。少しでも漢方の仲間を増やしたい、漢方を盛り上げたい、という気持ちもあり、ブログをがんばります。
さて、漢方専門医は日本東洋医学会が指定した専門医です。専門医と認定医の2種類あります。
専門医は、広告することができ、認定医は広告することができません。
専門医は、指定研修施設で3年以上の研修を行わなければなりません。受験申し込みのときに提示する症例報告数も認定医よりも多いです。
どちらの試験も、毎年9月に受験申し込みがあり、11月に筆記試験と面接試験があります。
今年は新型コロナのため、試験がどうなるか心配していましたが、7月20日に学会から発表されました。
試験を受けるなら、9月に申し込みをしなければなりません。
漢方を勉強されている先生方、是非、受験をしましょう!
専門医の方を取得したいけれども、研修に行くことができないから諦めていらっしゃる漢方の名医はたくさんいらっしゃいます。その場合は是非、認定医を取得していただきたいと思います。
今年の試験に間に合わなくても、来年の試験を受験しましょう!ぜひぜひ!
とはいえ、私自身は受験の申し込みの段階で色々とつまづきました。失敗談も正直にお知らせしていこうと思います。よろしくお願いいたします!
木村康子