勉強方法, 受験生の心得

【勉強方法】暗記できないとき

漢方専門医試験に限らず、何かの受験のために勉強している方が読んでくださるといいなと思って書きます。

理解を深めて自然に身につくように漢方の知識を記憶をしたいという願望がありますが、試験前にはそんなことを言っていられません。

自分が経験したことのない分野の疾患や、使用したことのない処方を覚えるのは大変でした。

「覚えられない!」「暗記できない!」と助けを求めて助言を求めました。

1.中学生に聞いてみました。

私「試験勉強の暗記物とか、どうやって覚えるの?」

中学生「読めば覚えますけど…。」

私「えー!?読んだだけでは覚えられないよ?」

中学生「何回も読めばいいんじゃないですか?」

がくっ!

中学生という若さゆえなのか、その子が特別優秀だったのか、はたまた私の脳がポンコツなのか、とにかくガックリきた思い出です。

2.東京女子医科大学東洋医学研究所の先生に助言を求めました。

私「覚えられませんー!」

先輩「暗記ものなら、1.紙に書く。2.覚えるまで何回も書く。3.人に話す。をするといいですよ。」

紙に何回書いても覚えられないときは、人に説明する、話す、などしましょうということです。

なるほど!

3.木村薬局の木村健一伯父のエピソード。

父方の実家である木村薬局の大叔父は、「漢方薬の構成生薬?俺もぜんぜん覚えられないよ。」といいつつ、いつでもすらすらと処方の説明をしてくれました。

「木村の伯父さんはすごいなあ!」と父に話したら、伯父さんも昔、トイレの壁一面に暗記物するものを貼って、一生懸命覚えていたとのことでした。

以上より、暗記ものをするときのまとめです。

  1. 記憶する覚悟でインプットする
  2. アウトプットして記憶する
  3. くりかえし真剣に記憶する

がんばりましょう!

 


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