過去問

【過去問・解答】甘草①

【問題099】アルドステロン症患者に禁忌の漢方処方はどれか。

  1. 八味地黄丸
  2. 荊芥連翹湯
  3. 人参湯
  4. 小柴胡湯
  5. 半夏瀉心湯

アルドステロン症は血清カリウムが低下することにより、血圧上昇、浮腫、体重増加、脱力感、四肢の痙攣麻痺などの症状をきたす疾患である。

甘草に含まれるグリチルリチンの代謝産物であるグリチルレチン酸には、尿細管でのカリウム排泄促進作用があり、低カリウム血症をきたし、偽アルドステロン症をおこす危険がある。

甘草を2.5g/日以上含む方剤はアルドステロン症の患者、ミオパシーのある患者、低カリウム血症のある患者には禁忌である。

甘草を2.5g/日以上含む方剤

(あいうえお順)

 

というわけで、問題099の解答は、人参湯、半夏瀉心湯、です。

日常診療でも、甘草を多く含む処方を行うときには、浮腫、脱力感、四肢のしびれが出現しないか気をつけなければなりません。


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