さいこけいしとう エキス剤10番
<構成生薬>柴胡、黄芩、人参、半夏、甘草、大棗、生姜、桂枝、芍薬
★柴胡剤
<出典>『傷寒論』『金匱要略』
<効能>
- 【ツムラ】発熱汗出て、悪寒し、身体痛み、頭痛、はきけのあるものの次の諸症:感冒・流感・肺炎・肺結核などの熱性疾患、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胆のう炎・胆石・肝機能障害・膵臓炎などの心下部緊張疼痛。
- 【クラシエ・他】多くは腹痛を伴う胃腸炎、微熱・寒け・頭痛・はき気などのある感冒、風邪の後期の症状。
- 【コタロー】自然発汗があって、微熱、悪寒し、胸や脇腹に圧迫感があり、頭痛、関節痛があるもの、あるいは胃痛、胸痛、悪心、腹痛が激しく食欲減退などを伴うもの。感冒、肋膜炎。
- 【三和】自然発汗があって微熱、悪感がし、胸や脇腹に圧迫感があり、頭痛、関節痛、食欲不振、下痢、悪心などを伴うものの次の諸症:感冒、胃痛、腹痛、神経痛、胆嚢炎、胃酸過多症。