しょうせいりゅうとう エキス剤19番
<構成生薬>麻黄、桂枝、芍薬、甘草、乾姜、五味子、細辛、半夏
=苓甘姜味辛夏仁湯(119番) +麻黄、桂皮-茯苓、杏仁
<出典> 『傷寒論』『金匱要略』
- 「傷寒、表解せず、心下に水気ありて、乾嘔、発熱して該し、或は渇し、或は利し、或は噎し、或は小便利せず、小腹満し、或は喘する者は、小青竜湯之を主る。」(傷寒論)
- 「傷寒、心下水気あり、欬して微喘、発熱、渇せざる者は、小青竜湯之を主る。」(傷寒論)
<効能>
- 【ツムラ・他】次の疾患における水様の痰、水様鼻汁、鼻閉、くしゃみ、喘鳴、咳嗽、流涙:気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、感冒。気管支炎。
- 【コタロー】次の疾患における水様の痰、水様鼻汁、鼻閉、くしゃみ、喘鳴、咳嗽、流涙:気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、感冒。発熱症状後、尿量減少し、胸内苦悶、胃部に水分停滞感があり、喘鳴を伴う喀痰の多い咳嗽があるもの、あるいは鼻汁の多い鼻炎や、流涙の多い眼病の如く、分泌液過多のもの:気管支炎
- 【三和】次の疾患における水様の痰、水様鼻汁、鼻閉、くしゃみ、喘鳴、咳嗽、流涙:気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、感冒。咳とともに稀薄の喀痰がでて、呼吸困難、喘鳴あるいは水鼻などを伴うものの次の諸症:気管支炎
<鑑別>
【索引】全項目、生薬、処方(あいうえお順)、処方(番号順)、効能・効果・適応疾患、過去問まとめ、ブログ記事一覧