だいおうぼたんぴとう エキス剤33番
<出典>『金匱要略』
「腸瘍者小腹腫痞し、之を按ずれば即ち痛み、淋の如し。小便自ずから調い、時時発熱し、自汗出でて、復た悪寒す。其の脉遅緊なる者、膿未だ成さず、之を下すべし、當に血有るべし。脉洪数なる者、膿已に成す、下すべからざる也、大黄牡丹皮湯之を主る。」
原典では「頓服で使用」と記載されている。
<効能>
- 【テイコク・ツムラ】比較的体力があり、下腹部痛があって、便秘しがちなものの次の諸症:月経不順、月経困難、便秘、痔疾。
- 【コタロー】盲腸部に圧痛や宿便があり、大便は硬く、皮膚は紫赤色あるいは暗赤色を呈し、鬱血または出血の傾向があるもの。常習便秘、動脈硬化、月経不順による諸種の障害、更年期障害、湿疹、蕁麻疹、にきび、腫物、膀胱カタル。
<鑑別>
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