一人で漢方の古典を勉強するのは大変に感じる方も多いと思います。
松田邦夫先生が「傷寒論」を解説されたご講演(計10回、新見正則先生プロデュース、帝京大学にて)を拝聴させていただきました。感動して、古典の勉強をしたい気持ちが強くなりました。
書物で勉強することも重要ですが、古典の、漢文では、読み方も大事ですよね。
というか、読み方がわからなくて、そこで思考停止してしまい内容まで進まないこともこともしょっちゅうです。
以前は、漢文に強かった父に「ここ、どうやって読むの?」と聞くことができました。読み方だけでなく、処方の解説や、臨床での経験談もしてもらえました。
今は一緒には住んでいないので、すぐに質問することができません。
また、松田邦夫先生の『傷寒論』『金匱要略』の講義のような名講演に参加できる幸運にもなかなか巡り合えません。
そんな私が今、頼りにしているのは、ツムラ株式会社の『漢方スクエア』というサイトです。

医療関係者として会員登録し、ログインし、「漢方を学ぶ」という中の「古典解説」
これが素晴らしいのです。


膨大な量です。忙しい時には聞ききれません。
今は、新型コロナで学会や勉強会も少ないので、ネットで勉強できる環境は嬉しいです。
このサイトで勉強したいと思います。